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精神生命体との邂逅

ふと気が付くと、私は深い靄の中にいた。
何かの意思を感じた。
「ここはどこだ?」
「どこでもない」
「おまえは誰だ?」
「誰でもない」
「おまえはなんだ?」
「なんでもない」
「……おまえはとんだ」
「とんでもない」

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