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未熟な悪魔使い





今日もまた電車が遅れて

会社を遅刻する …連日だ

よくある人身事故だそうだ

死んで恨みを放つかの典型か?


最近は体温が低い人達が増え

心の悪魔がより大きくなっていると聞いている。

《ドスン …。》

黒いカタマリは降ってきた

脳裏の奥に響く

嫌に鈍い音と共に

天を突き刺巣様なビルから

それは黒いスーツ姿の人間だ

幸いうつ伏せだが

頭蓋部より

綺麗な錆色の液体

生臭い臭いが広がり

ちょうど赤ワインのボトルにラップをくるみ
トマトケチャップをまぜて、ビルから落とし多様の如く

酸化鉄が還元されて黒くなる様に

心の悪魔がコンクリートに溶け出して行く

ゆっくりとその人の生き様を表す様に

ゆっくりと

*


この人は優しい人達だった

心に潜む悪魔がこれ以上育つのに

耐え切れなくなった

悪魔を殺す為に自ずと自らを絶ったのだ

程よく悪魔と共生するには

そこそこの体温

即ち、元気が必要だ。


気のないものを食べ続け

気のない仲間と仕事をし

闇に病み

病気になる。


コンクリートに上に溶け出した悪魔が

洗浄した人に取りつき

また、心を蝕んで行く …連鎖


精進した人は、悪魔を土葬か火葬するまで

上手く付き合い強いては滅ぼして行く

例えば燃え尽きた灰白く

白くなれば天命そして天使の化身


気のあるものを頂き

気のある仲間と仕事をし

勇気と根気で

元気でいる。


気のあるもの… 命

「いただきます」の心を深く考えで生きて欲しい。

*

気が消え

また悪魔が溶け出しそうだ


《プァァァアンーーーーーンンッッ !!!》


また一人と、今日も人が降って来た…



文明の闇@鉄工所

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