日常 | 文字数: 176 | コメント: 0

夢を見た。
お正月なのか
母の家にいた。守兄、和江姉もいた。
母がいない。玄関が開け放たれている。
その先は真っ暗だ。

「お母さんがいない…」

母の部屋の、何故か立てかけてあるべッドマットには
義姉が書いたのだろう。
「元旦に家族みんなで山登り」

母はその山登りには行っていないことだけは
わかった。淋しい夢だった。

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