旧祭り
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新春の喧騒
初春の詣での客で賑わう
帝釈天
何やら懐かしい声が聞こえて来る。
「渋谷 赤坂 六本木 ちゃらちゃら流れる みっつの涙がお茶の水」
巣鴨に通いつめる、ちょいと御年配が好きそうな発声でもあるかね。
「今日はよっ お兄さん初春初夢初売りだいっっ
そこにあるのが貴女の好きな世界さぁさぁ〜〜
寄ってらっしゃい見てらっしゃい
昨日はスーパーたって月が綺麗だねって
ねぇ、簪にトッピングがちょいと別嬪な娘さん」
「老いが次郎」
チョイと鍬形の茶瓶でお茶入れて差し上げなさい」
「別嬪さんに」
「さてさて
昔の口説き文句はさて置いて 」
「バシッ!」
「ハイ これ見て頂戴!THE 小さな指輪!!」
「遠い遠い宇宙の果てからやって来たのであります。」
さぁさぁ … 手に取って …… ご覧になって〜〜 」
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僕はテレビと
煩いのは嫌いだから
早々と家路に行く頃
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