恋愛 | 文字数: 219 | コメント: 0

クリスマスと大晦日の間の金曜日に

2年前の今日、私は彼とお別れした。

クリスマスと大晦日の間。
確か金曜日。

一瞬の隙に、あなたは私の前から消えてしまった。

自分でも信じられないくらい悲しくて一生分泣いて…
そのあとも全然立ち直れなくて、私って結構引きずるタイプなんだ…と気付いたのは少し時間が経ってからだった。

もし彼がまた、私の前に現れたら私はどうするのだろう…

ロウソクの火を見つめながら、私はそんな空想の世界にゆっくり浸っていく。

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