日常 | 文字数: 548 | コメント: 0

本来の自分

夕方から、気持ちが落ち着かないと言うか、ささくれていて、孤独を感じた。もしかして、僕は鬱か?と思った。

よくよく考えてみると、本日、仕事上のパートナーを一人失ったことに気づいた。そのパートナーは女性であり、辛苦を共にし、明るく頑張り屋で、笑顔に救われた。

僕は泣いていたのだ。

僕は、それなりに気を張っていて、一応男なので弱さを見せられず、立場上毅然としているつもり。慌てた振りはするが。

そう言った、社会人的な常識と言う名の仮面を付けているため、本当は悲しんでいることを、実は泣いていることを、気づけていなかった訳だ。

そんなものかも知れん。

普段、偽った自分がいる。

偽り過ぎて、本来の自分と言うものを見失いがち。

しかし、社会が偽った自分を求める以上、偽らなければならない。なぜなら、社会に適合出来ず、職を失うことが怖いからだ。

さて、本来の自分って書いたが、ソレ何だ?

笑いたい時に笑い。泣きたい時に泣けることかも。

まあ、当面、出来ないだろうな。

しかしながら、少なくとも、実は今泣いてる自分がいることを、実は今笑っている自分がいることを、自分で気づいてやりたい。

それが、自分に対する労りになるはずだから。

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