わしは短編小説の妖精じゃ!ハッハー!わしを押してみ?
ここで少しだけ、栗栖聖也のことを記しておこう。 2017年のクリスマスに、教会で銃殺された栗栖は、次の日にはもうニュースになり、なんの証拠も出ぬまま、葬式となった。 栗栖の両親は、早過ぎる息子の死に涙を流し、犯人を恨み、犯人を逮捕できない警察に憤りを感じていた。 その様子を、栗栖自身、眺めていた。 再び、枡野愛と黒井さんの様子に戻ろう。 夏に入り、枡野は順調に調子を取り戻していった。 黒井は枡野にキスをせがんだり、セックスを求めるが、キスはしてもらえるものの、セックスまでは及ばない日々が幾度か続き、最終的にはレイプに近い形で、枡野とのセックスを興じるようになった。 殴るだけじゃ気が済まない。いっそのことなら殺してやりたい気持ちの栗栖ではあったが、何もできない。 そしてようやく、クリスマスを迎えた。
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