日常 | 文字数: 155 | コメント: 0

さわがしい楽園

窓の外、

地上からさわがしい。

のぞきこんでみると、

誰かがたおれている。

血だまりの中、

おちたのらしい。

何者かが、

仰むけにした。

このたかさからだと、

みえるはずもないのに、

その顔が自分だというのが、

すぐにわかった。



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