わしは短編小説の妖精じゃ!ハッハー!わしを押してみ?
えぇ、いやそうじゃないんですよ。 はい、そうなんです。 説明書は見ましたよ。でもどうにもならないから電話しているんです。 はい、間違いでないです。 発酵人間のカスタマーですよね? やっぱり間違いないです。 はい、箱から取り出して。よくかき混ぜましたよ。 いいえ、納豆ではないです。発酵人間のことです。 色ですか? 玉虫色に決まっているじゃないですか? パッケージでは虹色ですが、まぁ誤差でしょう? 年? 今メーターを見たら500歳ほどです。 えっ? まだ発酵でないって? 時間の問題でないでしょう? ええ、そうですそうです。②の袋を入れてよくかき混ぜました。 そしたら色が玉虫に……。 そんなっ、③の袋を入れてから②の袋を入れる? 右の小皿に? わっかりづらいなぁ。説明書を読んでもそんなこと書いてないですよ。 あなた適当に言っているんじゃないですか? そこまで言うならいいでしょう。直接会って話そうじゃないですか? どこで待ちますか。 銅像? 発酵人間の? ずっと待ってる? それじゃあ、あなたハチ公人間じゃないですか。
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