日常 | 文字数: 166 | コメント: 0

布団

寒くなってきた。

今も、とっくに目が覚めているが、暖かい布団の中から出るのが嫌でモゾモゾしている。

かと言って、もう一眠りしている時間もない。

あー、布団よ、布団。

私を優しく包み込んでくれる母なる布団よ。

朝が来た。

そろそろ私を離しておくれ。

今日という日を、歩き出さねばならないのだ。

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